海外旅行をする際に、お金がかかるのが交通費。
少しでも安く抑えたい方におすすめの交通手段がFlixBus!とはいえ、FlixBusに関する実体験を元にした口コミや使い方の記事はまだまだ少ない…。

FlixBusって安全?信頼していいの?
などなど、色々気になる疑問があるかと思います!
ということで、今回はヨーロッパで5回以上FlixBusを利用した私が、使い方や注意点を徹底解説したいと思います!!
この記事はこんな方におすすめ!
- 海外旅行中格安に移動する方法を知りたい
- FlixBusがどんな感じか知りたい
- FlixBusの使い方を知りたい
- FlixBusが遅れたりキャンセルにならないか不安
FlixBusってなに?
FlixBusは、海外で格安で使えるバスで、以下の地域で運行しています。
- ヨーロッパ
- アメリカ
- 南米
- インド
40以上の国と4つの大陸に対応しており、海外旅行者には助かるサービスです!



私もイギリス留学中にたくさんお世話になりました!!
FlixBusの使い方
STEP1.バスを予約する
バスの予約は、FlixBusのサイトかアプリからできます。
出発地・目的地・日付や人数を選ぶだけで、簡単に予約に進むことができます!
FlixBusサイト:https://global.flixbus.com/
FlixBusアプリ:https://apps.apple.com/us/app/flixbus-flixtrain/id778437357
支払いはユーロ
ヨーロッパの会社ということもあり、支払いはユーロ建てです!
日本円での支払いはできないのでご注意ください。
座席の予約が可能
バスの座席分以上の予約をとることはないので、予約したのに座れない!!ということはありませんが、
もし窓際に座りたい!並んで座りたい!等の要望がある場合は、事前に座席を指定しておくことも可能です。
だいたい2024年10月現在、2.49ユーロ(約400円)で座席予約が可能です!
荷物に重量・サイズ制限あり
飛行機のように、預け荷物・持ち込み荷物それぞれに重量・サイズ制限があります。
- 持ち込み荷物:7kg・42×30×18cm以内
- 預け荷物 :20kg・80×50×30cm以内
それぞれ1つずつまで可能です!
一般的なサイズのリュックなら持ち込みでき、大きめのスーツケースなら預けることがことができます。
重量もかなり重めまで対応してくれるので、基本的にはこれで間に合うかと思いますが、もっと預けたい!ということであれば、1つあたり5.49ユーロ(約900円)で追加購入可能です。
STEP2.指定の場所でバスを待つ
予約したバスごとに、指定の集合場所があります。
予約する段階で集合場所は分かるようになっているので、当日、時間までにはその場所に着くようにしておきましょう。
STEP3.バスに乗車
予約が完了すると、メールアドレス宛てにQRコードが送られてきます。
アプリだと、「Tickets」というタブでQRコードを確認することができます。
バスが到着したら、黄緑色のFlixBusのジャケットを来た職員が降りてくるので、QRコードを見せて読み込んでもらいましょう。



あとは荷物を預けて乗り込むだけです!!
実際にFlixBusを使ってみてどう?
ということで、実際に私がFlixBusを使った実体験を元、良かった点、悪かった点を赤裸々にお伝えします!
以下のルートでFlixBusを使いました!
- ロンドン → エディンバラ
- エディンバラ → ロンドン
- イギリス → オランダ
- オランダ → ベルギー
- ベルギー → イギリス
- フランス → スイス
- スイス → ドイツ
基本的に移動は夜中に済ませたかったので、たいだい夜出発して朝到着する夜行便を使いました。
悪かった点
バス、遅れまくる
ネットの検索窓で、「FlixBus」と入力すると、「来ない」「遅れ」とかネガティブなワードでヒットします。笑



え、flixbusそんなに遅れるの?てか来ないことあるの?
と、使う前から不安になっちゃいますよね…。
そんなことないよ!!と、皆さんを安心させたいところですが、実際、結構な頻度で遅れるしキャンセルが発生します…。
連絡なしで1時間30分の遅れ
夜の22時に乗るはずだったバスが、23時になっても来ず、他の待っている2,3人も



バスはまだ来ないのか!?
とかなり怒りをあらわにしていました…。
私もこのバスが来なければ、全く土地勘のない異国で野宿することが確定になっていたので、もうとにかく不安でずっと泣きそうでした…。
バス追跡機能が全く役に立たない
FlixBusは、バスが今どのあたりを走っているのか?をリアルタイムで追跡できる機能があるのですが、この当時はそれが全く機能しておらず、バスがずーっと同じ場所走っている状況しかわかりませんでした。
しかも、バスはすでに「遅延することなく集合場所に到着し、予定通り次の目的地に向かっている途中」というステータスになっており、ひたすらバスを待っていた私達は、



え、もしかして置いていかれた…?集合場所間違ってた…?
とめちゃめちゃ不安になりました(笑)
これをきっかけに、FlixBus、便利だけど信頼しすぎるのは辞めよう…と心に誓いました…。
良かった点
充電コンテントもトイレも完備!
と、そんなこんなでバスに乗るまでは気が抜けないFlixBusですが、乗ってしまえばかなり快適です!
もちろん格安バスなので、座席が広い!とかはありませんが、充電コンセントやトイレもバスに完備されており、移動で特に不都合は感じませんでした。
ただ運行するバスによっては、コンセントがないこともあります。
予約するときに、コンセントのアイコン有無で判断することができるので必ずチェックするようにしておきましょう!!
適宜休憩も入れてくれる
乗る時間が長いこともあり、適宜休憩時間を設けてくれます。
(休憩タイミングや時間は、運転手の気まぐれですが…(笑))
休憩開始時に、「何分まで休憩」とアナウンスが出るので、聞き逃さないようにしましょう!
何と言っても安い
海外で長距離移動するとなると電車や新幹線での移動になるかと思いますが、それと比べるとかなり安いです。
例えば、ロンドン→エディンバラに移動する際、鉄道を使うと安くても138ユーロほどですが、FlixBusだと40ユーロくらいで済みます。



1/3以下の価格で移動できる…!
貧乏旅行をしていた私には、いくら遅れるリスクがあってもこの価格は非常に魅力的で、たくさんお世話になりました…。
FlixBusを使うときの注意点
来なかった場合の代替手段を検討しておく
上記の通り、バスは結構な頻度で遅れるしキャンセルになります。
私のようにバスが来なかったら終わり、という状況だと対処のしようがないので、来なかった場合どうするか?は事前に考えておくようにしましょう。
集合場所は要確認!!
大きなバスステーションとかを集合場所にしてくれればいいのですが、
たまに、いやここどこ???っていう、普通の道路の、中途半端な場所を集合場所にしてくることがあります。
乗り遅れるのは嫌すぎるので、以下のことを徹底していました。
- 事前にストリートビューで集合場所を確認
- 集合の1時間前くらいには行って場所を確認しておく
- 近くでウロウロしている人がいたら、話しかけて同じバスを待っていることを確認する
こんな感じで、とにかく集合場所に無事辿り着くことを1つの目標にして動いていました笑
FlixBusを使うなら準備は万全に!
FlixBusは、格安で移動ができるし予約もスムーズにできるので、かなり便利でおすすめです。
とはいえ、遅れが発生したり、集合場所がわかりにくかったり…というデメリットはあるので、事前にしっかり備えて、万が一のときに慌てないようにしておくのがおすすめです!
コメント
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[…] FlixBusについては別の記事で紹介しているのでぜひご覧ください! […]