
ホームシックで辛い…早く帰りたい…
ホームシックで、とても孤独で辛いですよね。
私も、ロンドンに語学留学をしていた際に極度のホームシックで、予定より前倒しで帰国したことがあります。
帰りたいけどどうすればいいか分からない!という方に向けて、ホームシックなら帰ってきていい!と私が断言する理由と、判断基準をご紹介します!
ホームシックになると陥る状態
皆さんはどれくらいあてはまりますか?
- 帰国日までカウントダウンし出す
- 涙が出てくる
- 「ホームシック」でネット検索する
- 何もする気が起きない
- 日本のいいところばかり考える
こんなところですね、わたしもホームシックの時期はほぼ毎晩泣いていましたね…。
せっかくの休日でも、外に出る気にならなくて部屋に引きこもったり、「日本なら〇〇なのに…」と比較して、その国を嫌いになったりもします。



重症化すると危険そうだね…。
ホームシックになってしまう原因
語学力不足
皆さんの語学力がどれくらいかわかりませんが、もし日本語並みに英語(やその国の言語)をペラペラに話せる状態だったらどうでしょうか?
少しだけ気持ちが楽になるかも、と思ってからは、語学力もホームシックになる原因だと思います。
人間は、言語を通してコミュニケーションをとり、心が満たされます。そのコミュニケーションをスムーズにとれないというのは、私達が思っている以上にとってもストレスがたまること。
語学力がないと、以下のように思ってしまうことがあります。
- ばかにされたらどうしよう
- こんな語学力じゃ恥ずかしいな
- きっとこんな話せない人と話したらイライラさせてしまう
- 言ってもどうせ伝わらないしな
こんなふうに思っていたら、コミュニケーションはとれませんよね。それでさらに気持ちが塞がってしまうという悪循環が生まれるのです。
環境が合わない
以前、留学先を選ぶ際の注意点の記事でも紹介しましたが、留学場所選びで失敗するとホームシックに陥る危険がぐっと高まります。


田舎のゆったりした雰囲気がすきなのに都会を選んでしまったりすると、息苦しくて辛いです。
私はロンドンを選びましたが、あまりにも都会で、ごみごみしている感じが好きになれずに「帰りたいな」と思ってしまいました。
また、ホストファミリーやシェアハウスの住人と合わないというのも原因となります。ただでさえ慣れない土地なのに、一緒に住む人とまで合わないなんてつらすぎます…。
ホームシックになってしまったらどうする?
ホームシックになってしまったら、次の順で試してみてほしいです。
- 語学力を上げる
- 場所を変える
- 来た目的を思い出す
- 帰国する
語学力を上げる
これは語学力がまだ低い方向けの対処法です。
簡単に「語学力を上げる」という対処法を書くと、「そんな簡単にできたらやってるわ!!!」って声が聞こえてきそうですが、本当に全力で語学力を上げるための努力をできているでしょうか?
私は、語学力の低さと内気な性格で、人と話すのを怖がっていました。それでは語学力は伸びませんよね。まずは1週間だけ!とか決めて、思いつく限りで語学力を高める方法を試してみてください。
語学力を高めようとして人と話す機会を増やせば、それだけ友達が増える可能性が増えます。それもまたホームシック解消の近道になりますね。
場所を変える
場所を変えれば気持ちを入れ替わります。
もし今の場所が好きじゃなかったり、合わないと悩んでいるなら、迷わず移動しましょう。
家の契約期間が…、語学学校の契約期間が…とか色々あると思いますが、もうこうなったらそんなことを考えている暇はありません。可能性があるなら、場所を変えることを考えてみてください。
帰国する
私は結局これを選びました。
5ヶ月滞在の予定でしたが、4ヶ月で帰りました。あと1ヶ月くらいがんばれよ!!と思うかもしれませんが、そのあと1ヶ月すら頑張れない、と思うくらいに追い込まれていました…。
帰るか、帰らないか、悩みすぎて、悩むのも辛くてまた泣いたりしましたが、帰国から1年以上たった今でも帰国したことはまったく後悔していません。
次で帰国するという選択肢について、私なりの考えを書きたいと思います!
帰国してもいい理由。後悔してない?
わたしがホームシックなら帰国してもいい!と断言する理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 正常な精神状態に戻るべきだから
- 迷ったときの判断基準に沿っているから
- チャンスはまた必ずあるから
それぞれ詳細を解説していきます!
正常な精神状態に戻るべきだから
ホームシック中は正常な判断ができない
ホームシックが辛くて、帰ろうか、と悩み始める段階になると、もう正常な判断はできないようになっていると思います。
人は過度なストレスに晒されると、判断能力が低下します。普段なら割とサクッと意志を決めるタイプの私でも、帰るかどうか1ヶ月以上悩み続けたました。皆さんの中にもそういう方がいるのではないでしょうか?
で、帰ろうか悩みすぎて、決められない自分に余計イライラして、自己嫌悪に陥って…と、まさに負のループです。
フラットな状態になることが大事
そんな正常な判断ができなくなっている状態を抜け出す方法は、フラットな状態になることです。
フラットな状態になる、というのは、「ホームシックであることを忘れて安心感を得られる状態」と定義します。
- 心を許せる友達や家族に会う・話す
- 心機一転場所を変える
- 日本に戻る
帰国する以外にも、フラットになる手段はいくつかあります。
帰国をするという選択肢をとる前に、友達や家族に会いにきてもらうとか、ビデオ通話で話すとか、思い切って場所を変えてみるとかを試してみるのもおすすめです。
でもそもそもそういう手段が使えなかったり、もう試したけどあんまり効果がなかった、という方はもはや帰国する以外の選択肢はないかなと思います。
決して甘えではない
いざ帰国を決断しても、以下のような考えになってしまうこともあると思います。



帰国するって、なんて自分は弱いんだ…こんなんじゃだめだ…
わたしもこの考えにとりつかれて、なかなか決断できませんでした。
でも、自分のメンタル以上に大切なものがあるでしょうか?「まだ大丈夫」と、自分に言い続けて、自分を苦しめているといつか必ず爆発します。一度壊れてしまったものは、元に戻らない可能性もあるのです。
壊れてしまってからで遅いのです。決して甘えではなく、自分のメンタルのために一度フラットな状態に戻ろう、と気軽な気持ちで帰国を選ぶことも検討してみてください。
迷った時の判断基準に沿っているから
迷ったらワクワクする方を選ぶ
みなさんは、物事に迷ったときになにか明確な判断基準がありますか?もしない場合、「迷ったときは少しでもワクワクする方を選べ」という判断基準を使ってみてほしいです。
このブログを通してちょくちょく言っているのが、「人生の目的はご機嫌でいること」ということです。ご機嫌に・ワクワクしていられる方の選択肢を選び続けたら、とても楽しい人生になりそうじゃないですか?
もしみなさんが、「これ以上この場所にいてももうワクワクしない。日本に帰って日本食を食べて家族や友人と話す未来の方がワクワクする。」と思うなら、帰国してもまったく問題ないのです。



わたしもこの基準で考えて、帰国を決めました!
私が帰ろうか迷っていたときは、ちょうどクリスマス直前でした。一緒に過ごせる人もおらず、ホームステイ先で過ごすこともできない状態だったので、1人で過ごすクリスマスが本当に怖かったです。
それより、日本に戻って家族と過ごすクリスマスのほうが圧倒的にワクワクしたので、帰国を決めました。
チャンスはまた必ずあるから
いざ帰国を決めると、こんなネガティブな気持ちになってしまうことがあります。
- 海外に馴染めないなんて情けない…
- ホームシックなんかに負けて自分は弱いな…
- 日本にいる人にばかにされたらどうしよう
わたしもそんなふうに思ってしまうこともありましたが、チャンスはまた必ずあります。
もし帰国して、「やっぱりまた挑戦したい」と思うなら、自分でそのチャンスをつくればいいのです。
そう決断するときの皆さんは、過去とは違います。なぜなら、一度留学して途中で帰国するということを経験しているから。同じことを繰り返さないよう、入念な対策をした上で出発することでしょう。
とにかく、「ワクワクする方を選んでるんるんで生きたいわ」くらいの軽い気持ちで考えてほしいです。



そして帰国してばかにするようなやつは友達ではない
結局、帰国してもう海外はしばらくいいや、とか思っていましたが、次は別の国に興味が湧いて今は「ドイツにワーホリ行きたいな」なんて呑気に考えてます(笑)
まずはできることから
帰国するという選択肢をとってもいいんだ、と思うだけで、少しだけ気が楽になりませんか?
できるかぎりのことをやって、それでもだめなら帰国する。
そんなふうに考えて見れもらえるといいと思います。「何が何でもこの国にとどまらなきゃ!」とか思っていると、余計に辛くなってしまいますからね。
ワクワクする選択肢を選んで、みなさんがご機嫌に日々を過ごしてくれることを祈っています!










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